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「低コストポータブルIoT機器を用いたピンポイント気象・防災情報お知らせシステムのご紹介」

  RainTech株式会社 代表取締役 藤井 聡史 

 気候変動により近年、異常降雨や河川氾濫が増加しています。雨の降り方が大きく変化しているなか、 災害が発生する前の「いざ」を把握することは気象庁でも難しくなっており、災害リスクの高い地域、場所では自分自身で情報を捉えて、 判断する自助防災の重要性が高まっています。  そこで、弊社が開発している、低コストかつポータブルなIoTデバイスを用いてピンポイントの気象・災害予兆を正確に捉え、 リアルタイムに情報伝達するシステムをご紹介いたします。

●脱!紙文化。運送業向けDXのご紹介。~資料を守るのではなくデータを守る~

  株式会社スペース 代表取締役 村井 美映 氏

 運送業界は、他産業に比べてDX化に後れを取っている。DX化するメリットは、省人化や作業効率の向上といったことが多い。 しかし、その他にもたくさんのメリットがある。現在、紙ベースで保管している数多くの資料は、災害が起こった際には破損し兼ねない。 そうなると、会社の存続すら危うくなる。
そこで、クラウド化しておけば、データとして保管でき万が一の際にも安心できる。抵抗なくクラウド化を実現する方法をご紹介します。

●「土砂災害による人的被害をゼロに」

  株式会社ソマノベース 代表取締役 奥川 季花 氏

 近年増加している土砂災害。代表奥川は2011年紀伊半島大水害で被災し、友人を亡くしました。 それがきっかけとなり、森林、林業の観点から災害リスクの低い山づくりを目指し、(株)ソマノベースを設立しました。 その事業内容や経緯などご紹介いたします。

●企業・組織の「真の災害対応力」強化に向けた新たな手法とは

  アンドレジリエンス株式会社 顧問(プリンシパルコンサルタント) 伊藤 毅 氏

 災害への備えとしてBCP策定の必要性が声高に叫ばれています。しかしながら、このスローガンは、 「BCPさえ作っておけば万事OK」という無用の安心感を醸成し、あまつさえ災害へのイマジネーションと行動力を奪うという逆効果を生んでいます。
BCPという形式主義から脱却し、「実際に動ける力」の養成へフォーカスポイントを変更する必要がありますが、 その実現に向けた取り組みの在り方と具体的な方法について、ご紹介します。