<プログラム>
1.開会挨拶
独立行政法人 中小企業基盤整備機構中部本部 本部長 藤野 晴美
2.中小機構施策紹介
独立行政法人 中小企業基盤整備機構中部本部 企業支援部 支援推進課 大場 孝典
3.FASTARピッチセッション
●「幅広い領域で「知能業務自動化」に取り組む、名古屋大学発AIベンチャーについて」
株式会社トライエッティング 代表取締役社長 CEO兼CRO 長江 祐樹 氏
株式会社トライエッティングは、認識・未来予測・最適化を主とした「知能作業」を自動化する名古屋大学発AIベンチャーです。 専門的な知識がなくても、さまざまな数量を予測でき、日常業務で使用するExcelデータと連携することによりCSVをAI化し、業務を効率化できるノーコード予測AI「UMWELT(ウムベルト)」を開発・提供しています。 また、シフト表の作成をはじめスタッフとの複雑なシフト調整も瞬時に解決できるシフト管理サービス「HRBEST(ハーベスト)」の開発・販売も行っています。
●「高度で危険な訓練を、高い没入感で安全に実施できるAR・VRソフトウェア」
イクスアール株式会社 代表取締役 蟹江 真 氏
イクスアール株式会社は、AR(拡張現実)・VR(仮想現実)技術を活用して、危険で高コストな訓練・トレーニングを、どこでも安全に低コストで行えるソフトウェアを開発している名古屋の企業です。
AR・VR技術を活用することで現実には起こりにくい様々な状況を仮想空間内で再現でき、高い没入感と体験を通じた効果的な訓練や、自発的な学習、チーム力の向上が期待できます。 2018年3月に名古屋にて設立後、航空業界や化学業界の大手事業者様向けの開発に携わってきた実績がございます。
AR・VR技術を使った製品の開発や展開を考えておられる官公庁・企業の方々、AR・VR技術を使った協業や共同開発を視野に入れておられるCVC・投資家の方々との繋がりを期待しています。
●「生産性・収益性を向上させる在庫戦略モデル(仮)」
株式会社FACTORY X 代表取締役 神谷 喜穂 氏
●「AIを活用した外観検査とROSを活用したロボット開発の紹介」
株式会社HACHIX 代表取締役社長 グエン コンタイン 氏
AI画像検査を導入している企業はまだ15%程度です。導入にはデータの準備や学習が必要で、効果が分からない段階での費用が発生するため、中小企業が導入を躊躇していました。 そこで、弊社は教師不要の技術を開発し、クラウドアプリも公開しています。これにより、短納期で低リスクのAI画像検査の導入が可能になりました。
ROSはロボット開発のプラットフォームです。ロボット導入のニーズが高まる一方で、中小企業はコストなどの点から導入を躊躇している現状があり、 その課題を解決するため、ROSを活用した費用対効果の高いビジネス展開を始めました。現在、AIとロボットの開発を並行して進めており、 2024年中に日本と東南アジアでAIとロボットを組み合わせたパッケージを販売する計画です。
●「社会課題解決に向けた微生物の活用方法とポイント」
株式会社フレンドマイクローブ 代表取締役社長 蟹江 純一 氏
宇社名のとおり”微生物と友だちに”をテーマに微生物やその酵素を活用して環境に良い技術を展開している名古屋大学発ベンチャー株式会社フレンドマイクローブの事業を紹介いたします。 現在のメインの微生物技術は微生物による動植物油分解技術です。微生物の能力を最大限生かし、油脂由来の産業廃棄物を始めとしたさまざまなメリットを提供しています。 今回は弊社の事業内容の紹介と資金調達までの経緯を紹介させていただきます。
4.トークセッション
テーマ「スタートアップと地域企業のアライアンスによる産業のアップグレード」
<登壇者>
株式会社トライエッティング 代表取締役社長 CEO兼CRO 長江 祐樹 氏
イクスアール株式会社 代表取締役 蟹江 真 氏
株式会社FACTORY X 代表取締役 神谷 喜穂 氏
株式会社HACHIX 代表取締役社長 グエン コンタイン 氏
株式会社フレンドマイクローブ 代表取締役社長 蟹江 純一 氏
株式会社LEO 代表取締役 粟生 万琴 氏
<モデレーター>
独立行政法人 中小企業基盤整備機構 審議役 石井 芳明