MARKファミリービジネス研究会

本セミナーは4~11月まで全8回、毎回2部構成で開催します。
初回のテーマは『高齢者社会を生きる』

第1部は、「高齢化雇用のパイオニア!加藤製作所のシニア戦略」と題した株式会社加藤製作所(中津川市)の加藤景司社長の講演です。
株式会社加藤製作所はプレス板金部品の総合加工メーカー。加藤社長は明治時代から数えて4代目です。
少子高齢化が進展し人口が減少する中で、働く意欲がある高年齢者がその能力を十分に発揮できるよう、加藤製作所が2001年より取り組んだ、土・日・祝日をシルバー世代の社員が中心となって365日工場を稼働する”コンビニ工場”の試みが注目されました。
土日の稼働をやめた現在も従業員の半数の40人が60歳以上のパートタイマーです。
日本一の高齢者雇用会社と呼ばれる加藤製作所の加藤社長に、高齢者雇用について聞きます。

第2部は「認知症」を取り上げます。国の推計では、2025年には65歳以上の高齢者の5人に1人が認知症になるといいます。
認知症は他人事ではありません。認知症サポート医である医療法人士正会の中村了医師から『認知症とは』のテーマで、認知症の発症の仕組み、予防法から認知症の人への接し方などを解説していただきます。