MARKファミリービジネス研究会
今年のMARKファミリービジネス研究会の2回目、5月のテーマは『昇龍の勢い』。
最初は株式会社龍の瞳の今井隆社長の講演。1974年に農林水産省に入省し、精力的に農業の問題点掘り起こしに取り組む。2000年9月「龍の瞳(品種名・いのちの壱)」を発見。2006年、品種登録。51歳で農林水産省を退職し、合資会社龍の瞳(現・株式会社龍の瞳)を設立。
登録検査機関、有機ジャス小分け、グローバルGAPなどを取得。龍の瞳は、日本でいちばん美味しいお米としてブランド化に成功し、高価格帯ながら品切れが続いている。
人生を変えた2株のイネとの偶然の出会いから紆余曲折のネーミング、試行錯誤の栽培、コンクールへの挑戦などブランド化までのいきさつに加えて、未来に向けての新しい農法の確立や地域の活性化の現状まで、紆余曲折のビジネス・ストーリーを語ってもらう。
次の第2部は当研究会で2回目となる落語会。演者の登龍亭獅鉃氏は大垣市出身の34歳。名城大学卒業後、鉄道会社に就職。その後2018年に雷門獅篭(現・登龍亭獅篭)に入門、プロの落語家となる。東海地区唯一の落語家一門「登龍亭」のホープ。まさに5月のテーマ「昇龍の勢い」に相応しい若手である。演目は当日のお楽しみ。