6月のテーマは「教える、伝える」。今月はいつものビジネスの世界から離れ、芸道の世界のリーダーに話を聴きます。
茶道、華道と並ぶ日本の三大芸道のひとつである香道は、和歌や物語を題材に天然の香木の香りを楽しむもので、細かな作法もあり、室町時代から代々父から子へと500年続いている伝統の世界です。
香道の二大流派のひとつ「志野流」は名古屋にあります。現在の家元は21代目の蜂谷宗苾(そうひつ)様。正式な肩書きと名前は、志野流香道 第二十一世宗匠 一枝軒宗苾様です。今年の3月に京都の銀閣寺で家元の継承式が行われ、父の二十世蜂谷宗玄様から家元を継承されたばかりです。
ビジネスと芸道、ジャンルこそ違え、伝統を守り、変革をし、そして次の世代に伝えて行く使命を負ったリーダーの想いを聴きます。
第2部のビジネスよもやま話は、コーチングを取り上げます。今の管理職にはメンバーの業務の実行を監督する役割に加え、メンバーが潜在能力を存分に発揮できるようにするためのコーチングが求められるといいます。
コーチングとはどういうものなのか。コーチングのプロ講師高木牧人様をお招きしてコーチングのスキルや実践法について学びます。社内のコミュニケーションに悩む経営者におすすめです。