MARKファミリービジネス研究会の8月のテーマは、「江戸の老舗と江戸の名工」です。
第1部では、江戸元禄時代に創業し、創業336年を誇る名古屋の木材・木製品メーカー、材惣木材株式会社の鈴木龍一郎社長を講師に迎えます。日本には創業100年以上の企業が約26,000社ありますが、そのうち創業300年を超え、かつ年商50億円以上の企業となるとわずか69社。同社はそのうちの1社で、世界的老舗企業の国際組織「エノキアン協会」にも加盟しています。名古屋城本丸御殿復元工事にも携わるなど、木材業を基盤に住宅建築や森林開発、不動産業へと事業を広げてきました。講演では、「創業336年 歴史と変革、常に次世代への挑戦」と題し、300年以上にわたり事業を維持・発展させてきた歴史と、その背景にある経営の知恵についてお話しいただきます。
第2部では、名城大学理工学部の米澤貴紀准教授を講師に迎え、「江戸時代の大工の設計技術」について講演いただきます。専門である日本建築史・建築技術史の視点から、大名屋敷の設計手法や、宮大工・寺社建築をルーツとする建築会社に受け継がれてきた設計技術の継承について解説していただきます。