事業改革や新規事業の実績を持つ実力派講師陣による少人数制実践型経営セミナー『MARKファミリービジネス研究会』は経営者や後継者のための勉強会です。

今回は「技術開発は人づくり~制度改革と働き方改革」と題し、富士特殊紙業株式会社(フジトク)の代表取締役会長杉山仁朗(すぎやま・きみお)様に講演していただきます。富士特殊紙業の主力はお菓子のパッケージ製造で、水性グラビア印刷で世界ナンバーワンの会社です。
人手不足が深刻になる中、ベテラン職人が工場で若手を育てる「マンツーマン制度」や退職金の前払い制度、定年66歳制など独自の仕組みを次々に導入し、着実に若手社員の定着を図っています。
そんなフジトクの会社づくり、人づくりについて語っていただきます。

さて、不確実な時代の経営には感性を重んずるアート型経営がイノベーションを生むと言われます。第2部は、日本陶磁史が専門の愛知県陶磁美術館の伊藤嘉章総長に「どうして日本人はフィンガーボールの水を飲んだのか」と題して、陶磁器の鑑賞を通し、美意識についての話を伺います。