MARKファミリービジネス研究会

講師の安部賛(あべ すすむ)様は1953年、福岡県生まれ。1981年、九州大学大学院総合理工学研究科材料開発専攻修士課程を修了後、トヨタ自動車入社。
セラミックスエンジン用材料開発の中で、偶然、真球状シリカ微粒子・アドマファインの合成方法を発明。従来存在しなかった0.5µm前後の粒子であったことから、これを量産することでブルーオーシャンを独占できると確信。1990年、トヨタ自動車の新規事業第一号ベンチャー・株式会社アドマテックスの設立から参画。半導体パッケージ用素材としてアドマファインの市場開拓、さらに高機能化開発により最先端半導体用素材としてトップシェア獲得に貢献。1996年、全国発明表彰内閣総理大臣発明賞を受賞。2009年、代表取締役社長に就任。
今回のテーマは『異端者たちの挑戦 トヨタ発ベンチャー企業第一号の苦闘の軌跡』です。

第2部の講演は名古屋市立大学渡邊裕司准教授による『人工知能に何ができるのか?』です。
そもそもAIとはどのようなもので、そしてAIが私たち人間にもたらす未来とはどのようなものなのかを最新の話題とともに考えます。