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2024.12.09
[レポート][ワークショップ]近未来Imagination work -バイアスや固定概念を覆し、自由に考え想像するワークショップ-
今後のビジネスシーンで欠かせない『未来志向』『発想力』を養うワークショップ!!
約10年後の近未来について想像し、身近なモノのイノベーションについて考えるイベントを2時間にわたって行いました。前半は、時代の変化によって新たに登場したモノや価値、考え方などによって”disrupt(破壊)”されたものについてのグループワークを行いました。
Imagination work 1
2007年に登場したApple社のiPhoneによってさまざまなものがdisruptされ、そのモノやサービスのもつ概念などが覆されることとなりました。
音楽の分野について焦点を当てると、蓄音機やレコード、カセットテープ、CD、音楽プレイヤーなどが担っていた役割は、一気にスマートフォンという一つの媒体に集約されることとなりました。それによって人々の生活はより豊かになり、便利で快適な暮らしの実現に近づいたといえるのではないでしょうか。
そして後半は、講師であるナゴヤイノベーターズガレージプログラムマネージャーの水野敬亮さんから未来ワークについてのセッションをしていただきました。未来について考える際は、先に予測する未来から逆算して、バックキャスティングをすることが大切だということです。今の現状から未来を予測すると、安定的な右肩上がりのグラフを描いてしまうのではないかと思います。しかしながら、今回のワークにおける未来とは「予期せぬこと」によって一気に状況の変化にみまわれることをさします。つまり、グラフは右肩上がりの直線ではなく、波形になる可能性があるのです。
つまり、バックキャスティングの方式で未来について考える力を養うことで突如訪れる時代の変化にも対応する力を身につけられるのです。
Imagination work 2
そして最後は、約10年後の近未来について考えるアイディアソンを行いました。日常生活や世の中にある課題を出し、それを解決するための新たなアイデアを模索しました。
VRもARも同時に、自宅にいながらもリアルのような疑似体験ができる未来や、人型洗濯機がある未来など、人間の「面倒くさい」を解決するような新しいアイディアがでました。
同時に、その新しいモノやサービスの登場によって「何が変化するのか」「どのようなものや概念がdisruptされるのか」についても、チームで深堀しました。
その後は発表を行い、講師の方からフィードバックをいただきました。客観的な評価をいただくことで、より現実的に物事を捉えることができました。各チームの個性があり、短時間のアイディアソンではありましたが、未来についてのワクワクするような閃きが多くありました。
イベント終了後の交流会では、大学や学年を超えて打ち解けあう姿がみられました。互いに刺激を受け、今後の個人での活動などに対しての活力が湧くような、そんな時間でした。今回の出会いや経験を大切に、これからも新たなコミュニティに入って挑戦していただきたいです。
また今後も、ナゴヤイノベーターズガレージでは学生向けイベントを展開していく予定です。
各大学や起業部のメンバーが一丸となった、中部圏での大きな学生プラットフォームの構築も進めています。新しいことに挑戦したい方、ぜひ今後の情報もみていただけると幸いです!
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