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2021.08.19
[レポート] CENT Pitch#10(2021/08/04)
第中部圏オープンイノベーションピッチ『Cent Pitch』 #10を 開催しました。
CENT Pitch(Central Japan Open Innovation Pitch)は、中部圏のオープンイノベーションおよびスタートアップ・エコシステムの形成を目的としたピッチイベントです。名古屋大学オープンイノベーション拠点(OICX)とナゴヤ イノベーターズ ガレージが主催し、毎月開催しています。
今回のCENT Pitch は3社の企業がご登壇されました。
1.STARTUP PITCH
登壇者および各社のアピールポイントは以下のとおりです。
3Gサポート株式会社
効率化と高い生産性を実現するFA(Factory Automation)技術で、お客様が抱える課題への新たな解決策をご提案いたします。
エンジニアの方々が独立し、愛知県内にて農家さんや企業、行政をつなぐカフェ『スマートステーション Blue3』の開店を控えているそうです。ともに働くカフェスタッフも募集されています。新製品や技術を現場で試せるので早いサイクルで開発や実用化が進む環境になりそうですね。コメンテーターからは起業意識に着目し、起業に慎重である層の活性化を考えている点や地域貢献性の高い事業であることへの期待、ワクワクする空間にするためのブランディングについてコメントがありました。
製造工場の生産計画立案から行動計画までサポート。複雑な製造工程をデータ管理することで、全社全体での目標達成を支援します。
全体の工程をデータで見える化し、簡単に実数把握できるシステムを製造現場の強い味方になるシステムを作っていらっしゃいます。リモート環境を味方にサービス開発・提供を行い、全国規模でリモートスタッフの採用もされており、現代の働き方にもそっています。中部圏は製造業も多いので大変注目されますね。コメンテーターからは人的コミュニケーションの取り方での発展性や工夫、社名もとても素敵だというコメントもありました。
設立以来、様々なIoT製品を生み出してきました。社内外の仲間・パートナーと共に、これからのサービス・製品をカタチにし、「ハードウェアスタートアップ」というマーケットと共に成長していきます。
企画から製造開発、量産まで手掛け、世界販売もされています。ライブ配信機材のほか、PSYCHO-PASSや攻殻機動隊、SAOなどアニメの世界を現実にしています。日本のカルチャーや技術力との融合を活かした、エンターテインメント性のある夢のある成長企業です。コメンテーターからはものづくり企業が集結する愛知県とも取引先を増やし、兼業・副業でもできるような関係を作ってはアドバイスや経営戦略に関するコメントがありました。
✳お招きしたコメンテーターは以下の5名。
ナゴヤイノベーターズ ガレージのメンターをはじめとしたコメンテーターから、質問やアドバイスの時間を設け、今後の企業活動の参考にしていただきました。
岩木 勇一郎 様 株式会社 スピード 代表取締役社長
佐藤 公治 様 富士通株式会社 Mobility事業本部
中村 真一郎 様 デンソーインターナショナルアメリカ Senior Vice President
藤田 豪 様 株式会社MTG Ventures 代表取締役
牧野 隆弘 様 株式会社 ミライプロジェクト 代表取締役
2.TALK LIVE
イベントの後半はTALK LIVEと題し、名古屋大学の田中教授とピッチを行った3名が登壇してパネルディスカッションを実施しました。共通課題、しきたりをどう乗り越えたか?起業のきっかけ、事業に目をつけた理由、事業に対する想い、市場との繋げ方など、さらに深堀トークがあり、多くの参加者が関心を寄せていました。視聴者の方には、興味のあったスタートアップに対し、オンラインフォームでコンタクトも取っていただきました。
◇次回のご案内
日時:2021年9月1日(水)
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