NEWS

2023.04.12

[レポート] [体験型ワークショップ]イノベーション創出のためのデザイン思考(2023/1/16・1/30)

[体験型ワークショップ]イノベーション創出のためのデザイン思考を開催、グロービス経営大学院講師の長尾景紀氏にお付き合いいただき、イノベーションの創出に欠かせない「デザイン思考」を体験するワークショップを開催した。

◇要旨

2023年1月16日・30日(月)の2日間に渡って新規事業創出やビジネスモデルの構築に欠かせない「デザイン思考」を体験するワークショップを開催した。講師は株式会社NakedBulb代表取締役兼グロービス経営大学院でデザインシンキング・ベンチャー戦略領域の講座を担当している長尾景紀氏が登壇。 会場のナゴヤ イノベーターズ ガレージには16社から23名の「新規事業を創出したい」という熱い思いを持ったメンバーが参加した。

◇デザイン思考とは?

1日目はデザイン思考とは何か、どのようにアイデアを考案するのかについて学んだ。人・組織・社会の幅広い変革を行うためには、1つの正解を追い求めたり、これまでの常識に囚われたり、手っ取り早い解決策を試みるべきではない。デザイン思考とはユーザーの視点から社会に新たな価値を提供する思考法であり、たとえ「遠回り」であっても「顧客の観察」等、必要なこと、価値のあることの考察に時間を掛けることが重要である。

◇10年後の未来の創造とフィールドワーク

2日目までにA4シートに出来るだけ多くの「10年後の未来」を創造して描くという課題が出され、当日はガレージの壁一面に全230枚が貼り出された。それらを参加者が観察しながら、この未来に向けて今、我々が提供すべき価値は何なのかを議論し、フォーカスするテーマ領域を決めた。午後からはその領域に対して、実際の街に出て人間の行動に対する潜在的な課題を観察して発見するフィールドワークを4人1チームで実施した。その後、発見した課題からビジネスアイデアを議論して各チームが最終発表を行った。デパート内を車イスで買い物をしている顧客やショッピングモールのフードコートにおいて1人で昼食をとっている高齢者の潜在的な課題から考えられるビジネスアイデア等、普段のアイデアとは視点の異なるものが多数報告され会場が大いに盛り上がった。

◇参加者からの声

ワークショップ終了後には参加者で交流会を実施し、参加者全員が会社間の垣根を超えた親交を深めていた。アンケートでは参加者の95%がプログラムに満足78%が実務に活かせると回答した。   参加者からは新規事業創出や経営戦略、ビジョンを考える際に活用できるとの声も多数いただいた一方、今回学んだデザイン思考を活用して新規事業創出の体験をしてみたい、2日間だと足りない、まだまだやりたい。という声も多くいただいた。イノベーション創出人財の育成は中部圏に新たな産業や価値を生み出す柱となる。本プログラムは内容をさらに充実させて来年度も継続して実施していく。

 

この記事をシェア