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2023.09.25
[レポート] 学生×企業 課題解決PBLプログラム― (2023/9/13)
「学生×企業 課題解決PBLプログラム」は、学生と企業の若手社員による課題解決提案の実践を通して、学生に対しては大学等での学びの実践や社会人との交流の機会を、若手社員に対してはチームマネジメントや事業提案の機会を提供するプログラムである。第1回目となる今回は、名古屋市立大学と共同で開催した。
【開催目的】
【8/21 Mon. ◆Day1】
企業からの課題説明、名古屋市立大学鵜飼教授によるデザイン思考ワークショップ
午前は企業から提示した課題の説明とランチを含めたチーム内交流を実施。午後はデザイン思考による問題発見プロセスを、実際に課題をテーマとしてワークを進めながら体験。問いを立て、考えを深める考程にはどのチームも当初は苦労していましたが、鵜飼教授のサポートもあり、予想以上に幅広く深い視点から面白い意見が集まりました。
【8/31 Thu. ◆Day2】
事業のグランドデザインの中間発表
Day1終了後、各自チームでの調査を経て、事業のビジョン設定から現状把握、課題設定と事業のグランドデザインまでを行い、中間発表を実施。鵜飼教授から深い視点での指摘を受け、具体的なアイデアづくりと関係者ヒアリングのための準備を行いました。
【9/13 Wed. ◆Day3】
ビジネスモデルの発表、ガレージ及びEO名古屋有志審査員による講評
Day2終了後、事業の関係先にインタビューやアンケートといった形でヒアリングを行った結果を踏まえ、具体的な事業アイデアを立案し、最終発表を実施。
EO名古屋に所属する起業家とガレージの田中事務局長及びスタッフから、志に投資するという「投志小切手」を用いて金額とコメントにて講評を行いました。
参加した学生は、就職希望者、起業希望者が混在。プログラムに対し、学生全員が「非常に満足」または「満足」と回答してくれました。特に学生からは、「企業の方ときわめて深い話が出来た」「他学部、他大学の人と意見を交流できる貴重な機会だった」「様々な考えや価値観を知ることができた」「職業疑似体験ができた」といった感想をいただき、全員が学びを得られた様子が伺え、一安心した一方、当初目標としていた、大学での学びの充実と社会活動との接続の実感に対するコメントは見当たらず、参加学生数の伸び悩みと併せ、課題は残ったなと感じています。
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