REPORT

■イベント概要
ナゴヤイノベーターズガレージで活動する学生インターンが、「学生と社会の接点をつくりたい」という思いから企画・発案した新しい共創イベント「出前ガレージ」。今回のテーマは「サイバーセキュリティ」です。「なんだか難しそう」だけれど、「社会を支える上でとても大事」な業務であるサイバーセキュリティ。NTT西日本株式会社セキュリティ&トラスト部の方々のお力をお借りし、ゲーム形式のワークショップを通して楽しく学びました。

■白熱したワークショップ
今回のワークショップでは、ご参加いただいた方同士でチームを組み、サイバーセキュリティにおける実際の職種をもとにした役割をそれぞれ担当して、実際の仕事を体験できるようなゲームを行いました。ゲームの設定としては、社内にシステムインシデントが発生し、異常なインシデントを制限時間の中でミスなく封じ込めるというものでした。役割としては、①インシデント発生時、端末等を解析するフォレンジックエンジニア②各システム/端末の通信を調査するリサーチャー③フォレンジックエンジニアとリサーチャーの能力を備えた司令塔的役割のコマンダー④システム/端末の隔離や初期化（封じ込め）を行うノーティフィケーションの４つがあり、それぞれが社内の各部署を回って、自分の役割を全うしました。制限時間の中で情報を整理し、どの役割がどのように動くか話し合ううちに、チームは次第に熱中し、協力体制が一層強まっていきました。

■イベント後の懇親会
ご参加いただいた方々同士の交流に加えて、NTT西日本の方々から詳しい業務内容やキャリア形成の過程、ゲームには組み込めなかった現場のリアルなど、ここでしか聞けない生の声を伺うことができました。普段はなかなか触れられない実務の裏側に触れられたことで、ご参加いただいた方々にとって非常に貴重な学びの時間となりました。

■まとめ
ご参加いただいた方々からは、「通信会社の業務内容を理解することができた。」や「セキュリティ対応の難しさに気づいた。」といったお声をいただきました。レポートを書いている私自身も参加させていただいたのですが、何より印象的だったのはNTT西日本の社員の方々が、自分の仕事について終始笑顔で、本当に楽しそうに話されていたところでした。もちろん仕事は楽しいことばかりではないと思いますが、私も自分自身が笑って話せるようなキャリアを築いていきたいなと思いました。
これからも、ナゴヤイノベーターズガレージでは、学生と社会の懸け橋となれるよう、引き続き活動を続けてまいります！
ご協力いただいたNTT西日本の皆様、本当にありがとうございました！！