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【レポート】Z世代ナゴヤ未来会議2025 Day1 (2025/11/22)

2025.12.23

【レポート】Z世代ナゴヤ未来会議2025 Day1 (2025/11/22)

■イベント概要
Z世代ナゴヤ未来会議とは、3日間を通して、地域をより魅力的にするアイデアを生み出すプログラムです。Day1のテーマは、「自分の考えを理想の社会へ、個人ができる役割とは。」社会の現状を理解し、そのうえで自分の役割や行動について理解しました。

■内容と感想
前半では名古屋大学客員教授でありナゴヤイノベーターズガレージアドバイザーの藤原啓税氏から、自分たちを取り巻く「環境問題」「人口問題」「地政学問題」に加えて「南海トラフへの備え」「ソフト・文化の重要性」についてのお話をいただきました。世界で起こっている問題を”自分ごと”として捉えること、さらに、インフラや空間がしっかり整備された強い基盤と、柔軟なアイデアや変化に対応できる発想を組み合わせることで、よりよいまちづくりができることを学びました。その後、自分の社会に対する理想像を考えるワークを行い、興味をもっている課題がどうあるべきか、想像を膨らませました。

後半では名城大学都市情報学部准教授の田口純子氏による、社会の中での自分の役割を考えるワークショップを行いました。自分が課題に対してどのように向き合っていくか、自分にできることは何かを言語化する中で、普段の生活の中にも多くの課題があることに改めて気づき、できることから行動に移していきたいと思いました。また、グループディスカッションでは自分では気づかなかった課題など様々な角度からの問題を共有できたことで、社会課題への理解をさらに深めることが出来ました。

参加者の方々からは、「身近なところにも様々な課題があるのだということと、その課題が大きくても小さくても自分ごと化することが大事であると気づくことができました。」といった声を頂きました。

私自身もワークショップに参加する前は社会課題について具体的に思い浮かべることができませんでした。しかし、イベントを通して学びや新しい視点を持った上で生活を振り返ってみたり、グループで意見交換をしたりする中で、これまで気づかなかった課題がいくつも見えてきました。
また、参加者の中には社会課題に対して高い関心がある方が多く、様々な視点や考え方に触れることで、とても濃く充実した時間を過ごすことができました。全体を通して、学ぶことだけではなく互いを刺激し合える有意義なワークショップでした!

 

 

 

 

 

 

 

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