REPORT
2025.12.23
【レポート】Z世代ナゴヤ未来会議2025 Day2 (2025/11/28)
■Z世代ナゴヤ未来会議とは、3日間を通じ「社会の課題を自分ごととして捉え、理想の未来を構想し、実践の方法を考える」プログラムです。2022年から、次代を担うZ世代を対象として開催しており、4回目となる今回のテーマは「これまでのものづくりから、これからのまちづくりへ」に決定。都市形成やまちづくりの専門家である大学の先生方、そして名鉄グループや中部電力株式会社の皆さまとともに、「理想のまち」に向けたアイディアを発想し、現状の課題をどう解決できるかを考えていきます。
■DAY2では、DAY1で整理した「まちの課題」と「自分にできること」を出発点に、個人の役割と都市が果たす機能を結びつけながら、いま取り組むべき課題を考えました。理想と現実のあいだにあるギャップに目を向け、まちづくりの視点を広げる時間となりました。
講演:「まちづくりとは」
ゲストとして登壇していただいたのは、名城大学都市情報学部教授の福島茂氏。まちの「住みよさ」について、実例やデータを交えながらお話しいただきました。世界の都市の事例や名古屋が抱える課題も取り上げつつ、“Livable City(住みやすい都市)”とは何かを多角的に学ぶことができました。
ワーク:「理想の社会にはどのような価値が必要?」
チームごとに、「理想の社会」「理想のまち」「自分たちが感じる住みよさ」をテーマにワークを行いました。参加者からは、いつでも誰かとつながれること/安全・安心であること/居場所があることなど、多様な価値観が次々と挙がり、住みよさを構成する要素の幅広さが明らかとなりました。

クロストーク:名鉄グループ×中部電力(株)×名城大学 福島 茂氏
名古屋を中心にまちづくりに関わる企業の担当者から、実際の仕事内容や現場での工夫、感じている課題についてリアルな声を伺いました。テーマは「企業がまちづくりに取り組む理由」「企業活動が地域にもたらす価値」など多岐にわたり、参加した学生たちは真剣な表情で耳を傾けていました。このトークを受けて、後半のワークでは、「企業が現在取り組んでいること」「今後取り組むこと」そして「自分たちにできること」を広い視野で捉え、まちづくりを自分ごととして考えるプロセスを体験しました。
参加者からは、 「インフラ企業の経済性と地域の公共性が両立している点が興味深かった」 「まちづくりがこんなにも複雑なものだとは知らなかった」といった感想が寄せられました。
イノベーターズガレージのインターンとして今回のプログラムを企画した私自身も、今後のまちづくりは産学官連携に加え、企業同士が専門性を持ち寄り協働していくこと、そして地域の人々の声をくみ取ることがより重要になると強く感じました。また、企業が新しい領域や価値づくりへ挑戦していく姿勢が求められる時代がきていることも実感しました。このプログラムが、Z世代の若者が地域の現状や課題に目を向け、自分ごととして考え、アイディアや解決策を探求するきっかけとなれば幸いです。
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