【イノベーション人財育成プログラム】
事業開発を成功に導くデザイン思考 ~アイデアを1から創りきる~

■概要
技術の急速な進展に伴い、社会・産業構造が大きく転換していく中、広い視野と高い見識を持ち、新たな価値を生み出すビジネスを創造するための「デザイン思考」が注目されています。本プログラムは、DAY1でグループを組成し、2か月間継続的にプロジェクトワークをしながら、アイデアを1から創り切ることでデザイン思考を体系的に学ぶことができます。
東京大学i.schoolを修了、大企業/官庁を中心に新規事業開発の伴走支援型コンサルティングをしている株式会社Hyla代表取締役/石井辰典氏を講師にお招きし、実際にゼロからの事業開発をされた経験をもとに、事業開発におけるデザイン思考の役割やインタビューの分析と問題定義、顧客体験のデザインまで体系的に学ぶ事業開発に生きる知識を身につけることができます。

■本プログラムのゴール
・事業開発を成功に導くデザイン思考を習得する
・グループワークを通じてデザイン思考を活用したアイデアを発表する
社内外の幅広いネットワークを構築する

■こんな方にお勧め
・新規事業のアイデアを創出したい方
・デザイン思考を体系的に学びたい方
・将来的に、起業を目指されている方

■詳細
1月中~3月中の6日間、講義時間は13:00~19:00
交流を深めるためDAY1,DAY6終了後,交流会を開催 19:00~20:30(参加任意)

[DAY1]1月20日(月)
●デザイン思考の基礎
事業開発におけるデザイン思考の役割を理解した後、
ペアでデザイン思考を一通りの流れを体感できるワークを実施する。
●チームビルディングとテーマの決定
DAY1~6を通して共にデザイン思考を学び、
新規事業案を創出するチームで事業開発のテーマを策定する
●インタビューの基礎
本人も気がついていない深層心理に迫るためのインタビューの仕方を学ぶ。
インタビューにおける質問の種類と質問作成のコツ、インタビューの仕方の基礎をインプット。DAY2までに実施するインタビューの設計をチームで行う

[DAY2]1月27日(月)
●インタビューの分析と問題定義
事後課題で行ってきたインタビューを持ち寄ってチームで分析を行う。
表面上の欲求に囚われることなく、相手の深層心理を深掘りするための方法論を学び、
チームでインタビュー相手本人も気がついていないインサイトの仮説を立てる。
●仮説検証のためのインタビュー設計
DAY1の事後課題をもとに、結果から立てた仮説を検証するためのインタビューの設計を行う。
インタビューがうまくいかない主な原因をインプットしてさらに質の高いインタビューを実施する方法を学ぶ。

[DAY3]2月17日(月)
●アイデア創造
DAY2の宿題のインタビュー結果から仮説を見直した上で、事業案のアイデアを創造する。常識に囚われずにアイデアを創造する方法論を学んだ上で、チームでアイデアを価値あるアイデアを創造する。
●プロトタイピング
できる限り雑に素早く学びが多くなるようにプロトタイピングの方法を学んだ上で、
アイデアを価値を検証し、ターゲットのことを深掘りするためのプロトタイプの設計を実施する。

[DAY4]2月26日(水)
●仮説のブラッシュアップ
今まで集めた情報を再度振り返り、ターゲット、ニーズ、インサイト、価値観の仮説をチームで見直す。
●アイデアのブラッシュアップ
価値の視点でアイデアをブラッシュアップするための方法論を学び、アイデアをブラッシュアップする。閃きやセンスに頼ることなく、意図的に再現性を持って質の高いアイデアを創造できるようになる。

[DAY5]3月5日(水)
●顧客体験のデザイン
カスタマージャーニーマップを用いて顧客体験のデザインする方法を学んだ上、
顧客に確かに価値が届く形にチームで顧客体験をデザインする。
●プレゼンのコツ
デザイン思考で創出した事業案を投資家にプレゼンし、投資をもらうための
資料の作り方、プレゼンの仕方についてインストールする。
「儲かるの?」の一言で潰されないで思わず投資したくなるプレゼンの作成する。

[DAY6]3月17日(月)
●発表会
デザイン思考を用いてDAY1から作成してきた事業案の発表会を実施する。
●交流会(任意参加)

【参考】昨年度の「イノベーション創出のためのデザイン思考」の開催レポートはこちら
[レポート]イノベーション創出のためのデザイン思考(2023/08/25・09/19)|ナゴヤ イノベーターズ ガレージ (garage-nagoya.or.jp)