REPORT

2024.09.26

【レポート】Innovators Dojo~事業創出のプロセスを学び実践する二か月間~

■概要
市場の急速な変化に対応するためには、新たなビジネス機会の創出が必要不可欠です。
本プログラムは、理論・座学に加えて「行動からのフィードバック」と「個別サポートメンタリング」を通じて、事業会社の新事業創出を支援するプログラムです。プログラム参加者は「行動する」、支援するメンターは「個別に必要なサポートを行う」ことで机上のプランにとどまらず、実際の事業を生み出し、急速に立ち上げます。今回は25名、8チームが参加しました。その中から3チームの方々にインタビューを行いました。

 

チームSmail(小島プレス工業(株)) 自転車のIoT化で盗難・放置をなくす「Chariot」


 

 



ワークを通して成長できたことは?
事業創出のためのプロセスや要点を学べ、自分たちのアイデアに対して講師の方が忖度なく厳しい視点で評価してくださいました。また新規事業は事業規模から考えるのがスタンダードで、やりたいことは重要ではないということを知りました。

講師の方から学んだことはありますか?
自社アセットの理解の重要性で、自分たちでは明確に言語化できなかったものを講師の方が明確にしてくださいました。危険性をはっきりと考えられるようになり、あっているかを考え、正しいやり方を理解できるようにできました。市場規模、明確な強み、新規事業の道筋を理解できるようになりました。

今後の展望は?
アンフェアアドバンテージをはっきりさせていきたいです。収益が取れるかを考え、テーマアップについて考え中です。他の事業開発にも今回学んだことを生かしたいです。

チーム軽音部(大豊工業(株))革新的吸音材(NF不織布)を活用した商品開発







参加したきっかけは?
新規事業の創出を実体験で学ぶためです。新規事業開発室に入ったばかりで、新規開発について何もわからない状態からのスタートでした。

ワークを通して成長したことは?
各社で新規事業に関わる多くの方とコミュニケーションをとれるようになりました。ゼロからのスタートですべてが刺激的でした。今までの仕事と新規事業開発は異なるので、メンターからのアドバイス、サポートがあったのはとても良かったです。

これからについて教えてください。
次の柱となる社内の新規事業を立ち上げたいです。新しいものに関しては、不明確な点がいくつかあるので、改めて案を練り直したいです。他の製品への使用も含めて、視野を広げて考えていきたいです。

 

チームHa2 (大豊工業(株))
猛暑の中でも、快適な作業時間を創出するパーソナルエアコンデバイス「Clair」

 

 

 

 

ワークを通して成長したことは?
アンフェアアドバンテージを常に考えることができるようになりました。大企業ほどのアセットを持たない会社だからこそ、どう考え説明したら投資家に納得感を与えられるかを意識しています。

今後の展望は?
今回のアイデアの実証実験に進め、事業化に向けて進めていきたいです。他のチームの方とつながりを持つことができたし、出会った人から協力したいと意見をもらえたので何とか実現したいですね。













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